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「つわり」の基礎知識 「つわり」と「妊娠悪祖」

つわりの症状として一般的なのが、「吐き気」、「異常な食い気」、「眠気」、「体のだるさ」などですね。これらは、妊娠中の体調変化ではあるものの、医学的には病気とは認識されていません。あくまでも、「体調変化の範囲」として考えられているんですね。ですので、病院で診察を受けたとしても、対処法を教えてくれるだけで、薬の処方箋などは出してくれないことが多いのです。

このようなつわりの症状は、基本的には我慢しておいて問題のないことです。つわりは、ほとんどのケースで妊娠後期にかけて症状が治まっていき、8ヶ月くらいになるとほとんど症状がなくなるんですね。妊娠初期に「吐き気」で苦しんでいた人などは、逆に後期になって「パクパク食べだすようになる」というのが一般的なのです。だからこそ、医学的につわりは病気ではなく、体調変化として考えられているんですよ。

しかし、時として、つわりの症状が「異常なほどに悪化するケース」があります。ほとんどのケースでは、「つわりの症状が異常なほどに悪化する」ということはありませんが、双子などの「多胎妊娠」では時々見られることです。

このように、症状が極度に悪化し、まともな食事はもちろん、立つことさえ出来ないような状態になることを、医学的に「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と呼んでいます。病気として認定されているものではありませんが、入院が必要になるケースも多く、こうなると適切な医療処置を受けることが大切なんですね。

妊婦さんの中には、妊娠悪阻になっているにもかかわらず、「つわりがひどいなぁ…」と我慢される方もおられます。しかし、胎児への十分な栄養補給を考える意味でも、食事さえ取れないような状況なら、ぜひ病院に行って専門医に相談するようにしておきましょう。


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